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ライターになるには?しっかり稼げるライターになるまでの4つの選択肢

こんにちは、nocoto編集部の沖です。

フリーランスの仕事や副業としても人気の高い、ライター業。しかし、実際にライターになりたいと思っても何から始めたらいいのかわからないという方もいるでしょう。

実際に「まったくの初心者なんですがライターになれますか?」「ライターを目指しているのですが、何から始めたらいいですか?」とご質問をいただくことも少なくありません。

そこで本稿では、ライティング初心者がライターになるまでにすべき選択肢を5つ紹介します。それぞれのメリット、デメリットも併せてチェックしてみてください。

1.クラウドソーシングサイトで未経験OKの案件を探す

最近では、誰でも気軽に副業を始められるクラウドソーシングサイト(ランサーズ、クラウドワークス、シュフティなど)が注目を集めています。ライティング案件の中には「未経験者歓迎」と記載のあるものも存在します。では、クラウドソーシングサイトからライターを目指すメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット:初心者でも始めやすい

最大のメリットは、誰でも気軽に始められる点です。自身のプロフィール欄を作成し、本人確認・振り込み口座の登録などを行えば、すぐに利用することが可能です。サイト内での検索機能も充実しているため「未経験OK」の案件も探しやすいでしょう。

また、クラウドソーシングサイトの多くは「評価制度」を導入しています。一度お仕事をした相手から高評価をもらうことができれば、その後の仕事にも繋がりやすいはず。例えば、クラウドワークスでは「プロクラウドワーカー制度」が設けられており、一定の基準を満たせば「プロ」の称号を得ることができます。

デメリット:稼げない

最大のデメリットは、価格が安いという点です。クラウドソーシングサイトの案件の多くは、文字単価0.1円程度(中にはもっと低いものも)からで、専門性が求められる記事でも高くても2円程度が相場です。もし、月に30万円稼ぎたいという場合、ほとんどの時間を仕事に費やさなくてはならない計算になります。

クラウドソーシングでは手数料がかかる点も注意が必要です。実際に稼いだ金額からサイトの手数料分が差し引かれるため、「手元に残る金額が思ったより少なかった」という声もよく耳にします。

また、クラウドソーシングサイトではクライアントとの直接取引も禁止されているものがほとんど。せっかく良い案件、クライアントと出会えても手数料を取られ続ける仕組みは、ライターにとって望ましいとは言えません。

2.【おすすめ】講座やスクールに通い仕事を斡旋(あっせん)してもらう

もっとも確実でおすすめの方法が、ライター講座を受講したり、専門のスクールに通ったりする方法です。ただし、この方法もメリット・デメリットがあるため、どちらも確認しておきましょう。

メリット:プロから直接学べる

講座やスクールを受講する最大のメリットは、プロから直にライティングについて学べる点です。単発の講座でも連続した講義を受けられるスクールにしても、第一線で活躍するプロの言葉は重みが違います。また、実際に書いた記事を添削してくれるスクールであれば、上達も早いはずです。やはり自分の書いた文章を客観的に見てもらえる機会は、とても貴重です。

また、スクールによっては、その後の仕事を紹介してくれるところもあります。本気でライターを目指している方は、最短のルートと言えるかもしれません。

デメリット:費用がかかる

スクールに通うデメリットは、費用がかかるという点です。将来への投資と捉えることができれば、得られるものは多いと思いますが、中には「まとまった金額を用意できない」「少しでも良いからお金をもらいながらライターを目指したい」という方には不適かもしれません。

ただし、単発で行われている講座であれば1回数千円程度から受講できるものもあります。まずはそれらの単発講座を受講し、ライターの基本を学んでみるのも良いでしょう。

【参考】【プロ監修】ライター適性・適職診断!向いている人と向いていない人の違いはどこにある?

3.【おすすめ】プロのライターに弟子入りする

もう一つおすすめなのが、プロのライターに弟子入りする方法です。例えば、ご自身が読んだ記事で「この人の文章は読みやすいな」「この人のように文章を描けるようになりたい」と思ったら、思い切ってコンタクトを取ってみるのも良いでしょう。弟子入りを受け入れてもらえるかは、そのライターさん次第ですが、売れっ子のライターさんであればアシスタントを募集しているケースも少なくありません。

メリット:実際の仕事を側で見られる

弟子入りする最大のメリットは、実際の仕事を身近で見ることができる点です。ライティング講座やスクールでも、実際の記事の書き方は学べますが、師匠の近くにいることで「クライアントとどのように接しているのか」「どれくらいの時間をかけて記事を書いているのか」など、ライターが日々どのように仕事に取り組んでいるのかを垣間見ることができます。これは、自分が実際に独立した際にも必ず役に立つはずです。

デメリット:師匠との相性とお金の問題

考えられるデメリットとしては、「相性」と「お金」の問題が挙げられます。仮に「ライターになりたいので弟子入りさせてください」とコンタクトを取りOKをもらえたとしても、師匠となるライターさんと必ずしも相性が合うとは限りません。また、人によっては雑用だけさせて、タダ働きのようなことになる可能性もあるでしょう。「それでも得られるものがある」と割り切れる場合は良いですが、「生活をしながら」と考えると、ある程度お金を支払ってくれるライターさんと出会う必要があります。

4.ブログから始めてみる

もしWebに関する知識があるのでれば、自身のブログを立ち上げ、そこで文章を発信してみるのも良いでしょう。ただし、この方法にもメリットとデメリットがあります。

メリット:練習台として使える

ブログから始めるメリットとしては、仕事ではないため自分の好きなように文章を投稿でき、練習台として使える点が挙げられます。また、ネット上に公開された記事が反響を呼び、案件に繋がることもあるでしょう。アクセス数が増えてきたら、広告を掲載したりアフィリエイトで収入を得たりすることもできるため、クライアントに依存しないライラー業を営める可能性もあります。

デメリット:PV数=文章力ではない

ブログから始めるデメリットは、「井の中の蛙」になりやすい点です。PV数などが集まるようになると「自分の文章は評価されている」と考えてしまいがちです。しかし、ネット上でのPV数の高さが、そのまま文章力の高さに直結するわけでは決してありません。言い換えると、文章力がなくてもPV数が稼げてしまうケースがあるということです。そのため、文章の評価基準が曖昧になり、スキルとして応用が効くライティング力が身につかないケースもあります。

それだけで十分な収益をあげられていれば良いのですが、ブログだけでなく取材やインタビューのできるライターとして活躍したいと考えている場合には、「ブログはブログ、仕事は仕事」と割り切り、日々ライティングの勉強を欠かさないようにしましょう。

コトのデザイン事務所でも講座を開催予定、ライターも募集中です

今回は、ライターになるための4つの選択肢について解説してきました。nocotoを運営するコトのデザイン事務所でも、今後ライティング講座を実施する予定です。最新の情報は、コトのデザイン公式サイトかSNSでチェックしてください。「こんなことを教えてほしい」などのご希望も承っています。ぜひ、ライティング講座であなたが知りたいことを教えてください。

また、コトのデザインではライターも募集しています。未経験者でもやる気がある方には積極的にお仕事をお願いしたいと考えています。この記事と出会えた方は、一歩踏み出してみてください。

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