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M1チップ(Appleシリコン)搭載のMacBook Air、USB TypeCポート2つで足りる?

「とにかく早くて快適」と話題の、M1チップ(Appleシリコン)を搭載したMac Book Air。筆者はEarly2015のMac Book Airを長年愛用してきたが、数ヶ月前に最新Macに乗り換えたばかり。その快適さには満足しているものの、最新のMac Book Airを購入する前に、いくつか躊躇った点がある。

その一つが「USB TypeCポート2つで足りるのか?」という点だ。本記事では、実際にM1チップ(Appleシリコン)搭載のMacBook Airを使ってみてわかった「ポート問題」について、その解決策とともに解説したい。

変換ケーブルは必須かもしれない

結論を先に言えば、使い方次第だがUSBポート(Type C)が2つだけだと心許ないのが正直なところ。そもそもSDカードスロットが備わっていないため、一眼レフで撮影した写真データをMacに取り込むことができない。(Wi-Fi SDカードを使用する手もあるが)

加えて、筆者の場合は常にマルチモニター(サブディスプレイ)で作業をするため、2つのうち1つのポートはすでに使われてしまう。幸い、モニターが給電も同時に行ってくれるモデルのため、電源用のポートは消費せずに済んでいるが、そうでない場合にはモニターと電源でポート2つが埋まってしまうことになる。

SDカードスロットやHDMIポート、USB Type Aを使う頻度も少なくないため、筆者はやはりType Cポート2つでは足りなかった。

LENTIONの変換ケーブルを購入

そこで、ポートの1つを使ってType C以外にも対応するための変換ケーブル(ハブ)を購入することにした。楽天やAmazonで「Mac 変換ケーブル」と検索すると、かなりの数の商品がヒットするが、その中から選んだのは「LENTION USB Type-C ハブ」。LENTIONというメーカーはあまり馴染みがなかったが、どうやら中国の企業のようだ。

参考:LENTION公式サイト

初めは馴染みのあるAnker製のものが最有力候補だったが、筆者が求めているポート数・種類を満たすものが見つからず、LENTIONを試してみることにした。使用して数ヶ月が経つが、今ではなくてはならない存在になっている。ただし、ネット上では「使い始めてからMacに不具合が……」などの口コミ・評判もあり、いささか不安は残る。不具合が出るまでは使い続けるつもりだが、今後は最後に紹介するBelkin社製のものに乗り換えるかもしれない。

重量およそ88gと軽量で、USB Type-C(メス)×2、USB3.0(メス)×2、HDMI(メス)×1、SDスロット×1、MicroSDスロット×1、3.5mm ステレオミニ×1が備わっている。今のところ、筆者の使い方で不便さを感じたことはない。カラーは、スペースグレイ/シルバーの2種類が用意されている。ケーブルが1mほどの長さがある点も良い。

おすすめの変換ケーブル・ハブ・アダプタ

とはいえ、Mac用の変換ケーブルを選ぶ基準は人によって大きく異なるはず。どのような使い方をするかを想定しながら、それらの条件に合ったものを選ばなければならない。また、「Macに繋げるものなら安心のメーカーが良い」という方も少なくないはず。そこで、最後にnocoto編集部が厳選したM1 Mac Book Airユーザーにおすすめの変換ケーブル・ハブ・アダプタをいくつか紹介したい。

Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ


「USB-Aの変換にしか使わない」という方におすすめしたいのが、AnkerのAnker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セット。Type-AのUSBフラッシュメモリに、データを保存したい時などに重宝するはず。Type-Aへの変換にしか使う機会がないという方にとっては、これで十分かもしれない。

Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー


「SDカードの読み込みの時だけ不便」と感じている方は、Anker USB-C 2-in-1 カードリーダーも選択肢になる。SD/micro SDの両方に対応しており、写真データの読み込みにも最適だ。SDカードを頻繁に使う方は必携。

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ

ここまで紹介してきた2つの機能を併せ持ちながらも、HDMIにも対応したAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ。これだけ備わっていれば、不便さを感じることは少ないかもしれない。ちなみに、ハブとして使用しながら同時に充電も可能。Ethernet(イーサネット:LANケーブル)が不要だったため、筆者は選択肢から外した。

Belkin ハブ ドッキングステーション

もう少し1台で複数の機能を持たせたい場合は、Belkin ハブ ドッキングステーションも有力な選択肢になるはず。筆者が購入したLENTION製のものより価格は高くなるが、Apple公式ストアでも取扱のあるBelkin社製のものなら安心感もある。ちなみに、筆者は以前、Belkinの取材をしたことがある。その際、Apple社と深いつながりのある、安心のアクセサリであることを体感した。

【参考】@DIME iPhoneをさらに快適に使える!おすすめbelkin製アクセサリー3選

変換ケーブルは一つ持っておくと安心

やはり、M1 MacBook Air ユーザーなら、一つは変換ケーブルやハブを持っておくと安心だ。反対に言えば、変換さえできればM1 Mac Book Airのポート問題は解決できると言ってもいい。もし、ポート問題でM1 Macの購入を躊躇っている方がいたら、「変換すればいい」と前向きに考えてほしい。もしポート問題が大きな障壁となっているなら、本稿で紹介した方法で解決できるはず。

2020 Apple MacBook Air Apple M1 Chip (13インチ, 8GB RAM, 256GB SSD) – スペースグレイ

 

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