こんにちは、nocoto編集部です。
2021年に購入したMacBook Air(M1:Appleシリコン)が、夏に入ってから本体に熱を持つようになりました。しかも、そのまま使い続けていると、動作がもたついてくる始末。ファンが搭載されていないスマートさが魅力である一方で、暑い季節の熱対策は万全にしなくてはいけません。
そこで本稿では、nocoto編集部が考えるM1 MacBook Airが熱くなる問題の対処法を6つ紹介します。ファンがないという画期的な仕組みを取り入れたM1 MacBook Airをスマートに使いこなすために、ぜひ参考にしてください。
1.とにかく涼しい場所で使う
MacBook Airに限らず、やはりパソコンは冷房の効いた涼しい場所で使うのが大前提です。エアコンなしの状態ではすぐに熱を持ってしまい、動作ももたつきます(メモリ16GBでも)。よくMacBookを膝(腿)の上に乗せて使っている方がいますが、あれも体温により熱が伝わってしまうためおすすめできません。
2.パソコンスタンドを使う
私が普段やっているのは、パソコンスタンドを使い、底を床の設置面から離す方法です。姿勢が良くなるなど、パソコンスタンドを使うメリットは他にもあるため、まだ持っていない方は一つ購入しておくと良いでしょう。中には放熱に特化したスタンドもあります。それらを、上手に活用してみてください。
3.冷却パットを使う
「スタンドは使いにくい」「外出時が心配」という方は、冷却パットを本体に貼っておくのもおすすめです。好きな場所に貼り付けることができるため、常にMacBook Airを冷却してくれます。ただし、(コスト面からもあまり現実的ではありませんが)冷えピタや熱さまシートなどを使用すると、内部で結露を起こし、故障の原因にもなりかねません。必ずパソコン用の冷却パットを用いましょう。
4.重い動作をする時は最小限のアプリだけ開く
筆者が熱を感じたのは、Google Chromeでいくつもタブを開きながらパワーポイントを開いて……というように、複数のアプリを開いて作業している時でした。いくら快適なM1チップとはいえ、高負荷をかけすぎると動作は重くなります。使っていないアプリケーションは閉じて、最小限のものだけで作業するようにしましょう。
5.メモリの解放
App Storeで有料で販売されているアプリケーション「Sytem Cleaner(英語です)」など、メモリの解放や不要なファイルのクリーンアップをしてくれるものをインストールしておくのも良いでしょう。定期的にクリーニングを行うことで、常にMacを健康な状態に保っておくことも、熱対策には重要な要素です。
6.再起動、セーフブート
M1 MacBook Airは、ファンがなく音がしないため、負荷がかかっている状態を見極めづらいのも事実です。もし、本体に熱がこもっていることに気付いらたら(キーボードの中央あたりが熱くなります)、一度作業を中断して再起動してみましょう。
また、Macユーザーならお馴染みの「セーフブート」も定期的に行うことをおすすめします。ちなみに、Intel搭載のMacとM1搭載のMacとでは手順が異なります。M1チップユーザーの方は、以下を参考にしてください。
【M1(Appleシリコン)搭載MacBookでのセーフブート手順】
1.左上のリンゴマークから 「システム終了」を選択。
2.Macの電源が落ちたら10秒間そのまま待つ。
3.10秒経ったらMacの電源ボタンを押し続け、「使用可能な起動ディスクとオプション」が表示されたら指を離す。
4.起動するディスクを選択する。
5.最後にShiftキーを押したまま「セーフモードで続ける」をクリックし、Shiftキーを放す。
熱は避けられないため対処を徹底すること
発売当初は「熱を持たない!」と話題になったM1 Macですが、やはり夏になり気温が上昇してくると、本体が熱を帯びやすいことが実際に使ってみてわかりました。
今回紹介した方法をすべて試せば、熱問題はある程度解決できるはずです。まずは、「とにかく涼しいところで使うこと」に尽きます。「Macが熱い!」となった時は、落ち着いて今回紹介した方法を試してみてください。
追伸、もしMacが動作しなくなってしまったり故障が疑われる場合はApple Storeに持ち込み、状態を診てもらいましょう。
ただし、ご存知の通りApple Storeは予約制。近くにApple Storeや提携店がないこともあるでしょう。また、Appleケアなどの補償に加入していない場合、修理となると料金もかさみます。修理完了まで数週間を要することも珍しくありません。そんな時は【MacLogicRepair】で無料の見積もり依頼をしてみるのも選択肢の一つです。正規店より早く、そして安く修理したい方は参考にしてみてください。
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